急性期総合病院における総合内科として、幅広い症状・疾患の患者さんの診療を担い、臓器や疾患による選択をすることなく、30〜50人/日の外来初診患者と、30人前後/日の入院患者の診療に当たっている。初診外来では、発熱・頭痛・胸痛・腹痛・咳・息切れなどの症状で受診あるいは紹介される患者の診療、入院では、呼吸器・尿路・皮膚軟部組織・血液・脳神経系などの諸臓器感染症やその合併症の診断と治療、急性発熱・意識障害・失神・眩暈・呼吸困難などの原因の検索、不明熱やリウマチ性疾患の精査と治療、などに精力を注ぎ、他診療科からのコンサルトにも応じる。救急入院患者の比率が高いことが特徴で、時間外救急車搬送患者のおよそ10%が当科へ入院となり、その診断とマネージメントを行っている。入院患者数は年間600人前後、そのうち約半数が救急外来からの入院、約四分の一が救急車搬送患者である。また、高齢化率がきわめて高い地域の主幹病院として、在宅あるいは施設ケアを受けている超高齢者や、高齢化が進んでいる心身障害者施設入所者に対して、感染症や脱水などの緊急状態に対応するための「かかりつけ病院」としての役割も担っている。
臨床医としての問題解決能力を養うこと、外来・入院・救急の場面で必要とされる基本的な知識や技術を身につけるとともに、専門診療科への適切な対診の方法や、問題解決のために必要な知識を検索する技術を身につける。日本内科学会、日本総合診療医学会、日本プライマリケア学会、日本家庭医療学会などの研修指針を参考として、地域や総合病院の中で総合診療を担うことのできる医師の養成を目的とする。