外来化学療法センターで治療を受ける患者さんについて

外来化学療法センターでは、外来患者様を対象に抗がん薬(注射薬)の治療を行っています。薬剤師は、外来化学療法センターで治療を受ける全患者さんを対象とし、治療実施毎にお薬手帳に治療内容(治療実施日、レジメン名、薬剤名、投与量など)を記載したシールを貼付し、治療スケジュール・副作用・支持療法等の説明を行っています。また、医師・看護師等の他職種と共同して自覚症状や検査結果から副作用の発現状況を評価し、支持療法の提案や服薬指導などを行っています。保険薬局にて患者さんに指導を行う際には、お薬手帳シールをご確認ください。また、レジメン内容、患者さんの副作用・服薬状況等に関して不明な点がありましたら、以下までお問合せください。

本件に関する問い合わせ

075-392-1609
京都桂病院 外来化学療法センター担当薬剤師(土手、古田、澤井、塩飽、奥野、冨士原)

なお、治療開始にあたっては、主治医が「化学療法(抗がん剤治療)に関する説明書」を用いて、レジメン名、がん化学療法の必要性・効果、治療スケジュール、薬剤名、投与量、副作用などを説明し、同意を取得しています。「化学療法(抗がん剤治療)に関する説明書」についても指導時にご活用ください。

病院と地域の保険薬局が連携し、患者さんに安全で安心な治療を受けていただけるよう、これからも取り組んでまいりますので、何卒、ご理解ご協力を賜りますよう、宜しくお願い申し上げます。

がん化学療法レジメン集について

当院のがん化学療法レジメン集には、当院のがん化学療法委員会で審議・承認されたレジメンを、がん種ごとにまとめて掲載しています。

がん化学療法レジメン一覧

2023年9月22日更新

内服抗がん薬処方チェックシートの運用について

この度、内服抗がん薬の処方鑑査を行う一助として処方鑑査チェックシートを作成いたしました。この取り組みは西京薬剤師会において京都府薬剤師会が推進する「がん薬物療法連携事業」として、病院と地域の保険薬局が連携して、患者さんに安全で安心な医療を提供することを目的として開始します。

なお、本チェックシートは京都桂病院、三菱京都病院、洛西シミズ病院、シミズ病院、洛西ニュータウン病院、西京都病院で共通の様式となります。チェックシートの改訂や新規チェックシートの公開は西京薬剤師会がん薬物療法連携事業事務局である当院薬剤科が行います。チェックシートの対象抗がん薬は順次増やしていく予定です。
担当者: 土手 賢史(がん専門薬剤師、薬剤科係長)

病院、地域の薬局が協力して、患者さんに安心して治療を受けていただけるよう、これからも取り組んでまいりますので、何卒、ご理解ご協力を賜りますよう、宜しくお願い申し上げます。

  • 開始日 :2018年4月2日(月)

  • 対象抗がん薬 : テガフール・ギメラシル・オテラシルカリウム(2018年4月2日より運用開始)

  • 運用方法:チェックシートの記載内容に沿って処方鑑査を行ってください (「使用方法」参照)

  • 本件に関する問い合わせ:075-392-1609 土手、古田、小林

※チェックシートの様式は以下をご参照ください。

院外処方せんの「検査値等の記載と様式の変更」について

(2020年11月19日より一部変更)

この度、当院では地域の保険薬局との連携の一環および、より安全で安心な医療を提供することを目的として、下記のとおり外来患者さんの検査値の一部および身体情報を処方監査に必要な情報として院外処方せんに記載いたします。
保険薬局においても、患者さんの検査値を確認していただくことで、適正かつ安全な薬物療法の提供に繋がると考えております。
病院、地域の薬局が協力して、患者様に安心して治療を受けていただけるよう、これからも取り組んでまいりますので、何卒、ご理解ご協力を賜りますよう、宜しくお願い申し上げます。

開始日:
2017年7月6日(木)

記載項目 :

①検査値(13項目)
WBC、Hb、Plt、PT-INR、AST、ALT、T-Bil、sCre、eGFR、CK、CRP、K、HbA1c
→直近120日以内に測定歴のある検査値を表示

②身体情報
身長、体重、体表面積
→最終測定日の測定値を表示

処方せん様式の変更:

①院外処方せんをA5サイズからA4サイズの様式へ変更

②疑義照会欄を併記

※検査項目の基準値および処方せん様式は以下をご参照ください。

院外処方せん疑義照会票について

当院では、院外処方せんの疑義照会をFAXにて受け付けております。
このたび、院外処方せんの様式変更に伴い、院外処方せん上に疑義照会欄を新設いたしました。
つきましては、疑義照会の際には、疑義照会欄に必要事項をご記入の上、院外処方せんを当院薬剤科にFAXしてください。
なお、疑義照会欄が使用できない場合には、「院外処方せん疑義照会票」を下記よりダウンロードして、当院薬剤科にFAXして下さい。

平日17時30分以降や土日祝日も疑義照会はFAXで対応させていただいておりますが、処方医とすぐ連絡のつかない場合もあり、お返事までに時間を要することもございます。その際は、お手数ですが075-391-5811(代表)までお問い合わせをお願いします。

FAX番号:075-392-2875(薬剤科 直通)

在宅患者訪問薬剤管理指導に関して

当院では、平成26年度3月より在宅患者訪問薬剤管理指導指示書の対応をいたします。各保険薬局様につきましては、患者さんからのご依頼、ご相談があった場合、必要事項の説明と同意を得て次の依頼方法にてご連絡をいただきますようご協力をお願いします。 尚、当院規定に従いお受けできない場合があります旨、ご了承ください。

手順
  • 「在宅患者薬剤管理指導指示依頼・変更書」を下記「書式ダウンロード」のリンクからダウンロードしてください。
  • 依頼・変更書に必要事項を記入の上、当院地域医療福祉連携室にFAX送信して下さい。後日、原本を郵送して下さい。
  • 当院医師が診療情報提供書兼指示書を記載後、検査結果と共に当該保険薬局に郵送します。(月1回)
  • (3)以外は、院外処方箋に在宅患者訪問薬剤管理指導指示を明記します。
書式のダウンロード
お申し込みFAX
FAX受付時間 月曜日~金曜日 8時30分~20時00分
(木曜日は17時30分まで)
平日20時00分以降(木曜日は17時30分以降)および土・日・祝日の連絡は後日となります。
FAX番号 075-393-8101(直通)