形成外科

診療科からのお知らせ

診療科の特色

形成外科は、先天性、あるいは外傷や手術、腫瘍などによる顔や手足、体表の機能や組織欠損、変形などに対して、修復、再建し、患者様が機能的、形態的さらには精神面を含めて満足な社会生活を送ることができるよう手助けすることを目標としています。

治療は手術が主ですが、症状に応じて様々な方法を取り入れて治療を行っています。
このため部位は頭から足の先まで広範囲に及び、対象の疾患も大変幅広いのですが、大きく分けると、先天異常、外傷、皮膚腫瘍、美容となります。
具体的には下記のような疾患となりますが、どの領域においても常に最良の治療を提供できるよう尽力いたしております。

顔面の疾患が多いこともあり、選択可能な治療法を患者様と十分に相談し全例術前に検討を行い、納得して頂ける結果が得られるように努めております。
また、他科と共同した再検手術も行っています。

診療内容

対象疾患具体的傷病名
顔面先天異常 唇裂・顎・口蓋裂、小耳症、埋没耳、巨口症、顔面裂など
顔面外傷 顔面軟部組織損傷、顔面骨骨折(眼窩、鼻骨、上顎、頬骨骨折)、陳旧性顔面骨骨折
皮膚腫瘍・母斑 皮膚良性腫瘍、母斑、血管腫、皮膚悪性腫瘍
瘢痕拘縮(傷のひきつれ) 外傷後・熱傷後瘢痕拘縮、ケロイド、肥厚性瘢痕
その他 眼瞼下垂、臍突出(でべそ)、多合指(趾)症、顔面神経麻痺や腫瘍摘出後変形、乳房再建、熱傷、褥瘡・皮膚潰瘍など

教育認定・学会等認定施設

  • 日本形成外科学会 認定施設

●診療実績(2020年・手術件数)

年間手術件数606
皮膚腫瘍 408
瘢痕拘縮・ケロイド 12
外傷 49
難治性潰瘍・褥瘡 57
炎症・変性疾患 21
先天異常 15
その他 44

地域医療機関の先生方へ

日頃より多くの患者様をご紹介いただきましてありがとうございます。

当科では幅広い疾患に対応が可能で、専門的治療を要する顔面骨骨折や眼瞼下垂、他科との連携により基礎疾患を持つ難治性潰瘍にも力を入れております。手術を要さない創傷に関しましても、早期から専門的に加療することで最良の結果が得られますので、お気軽にご相談下さい。

  • 河合 勝也 部長
    担当・専門分野 形成外科一般

    唇顎口蓋裂

    顔面外傷

    褥瘡・難治性潰瘍など
    資格など 日本専門医機構認定形成外科専門医

    日本形成外科学会皮膚腫瘍外科指導専門医

    日本創傷外科学会専門医

    小児形成外科分野指導医

    日本口蓋裂学会認定師

    日本褥瘡学会認定師

外来担当医表

1診 午前 河合 河合 河合
午後 (処置) (処置) (処置)
2診 午前 熊切(1.3.5)
午後 (処置)

休診・代診情報

  • 休診代診情報はありません。
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