ヘモグロビン(Hgb、Hb)は血液中の赤血球内に存在する赤い色素タンパクで、肺で取り込んだ酸素と結合して体中の組織に酸素を運んでいます。必要量のヘモグロビンが足りない状態を貧血といい、酸素の運搬が十分に行われないために、これを補おうと血流が速くなったり(動悸)、呼吸が激しくなったり(息切れ)します。徐々に貧血が進行すると体が慣れてしまって、重症でも自覚しないこともありますが、心臓への負担が大きくなるので早期発見が重要です。ヘモグロビンの材料は鉄分なので、貧血のなかでも頻度の高い鉄欠乏性貧血は、鉄分の多い食品を摂るなどの生活改善で予防できます。
当院の基準値は男性で13〜16g/dl、女性で11〜14g/dl
です。
検査科 加藤 香代子
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