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患者さん用クリニカルパス
スペーサー
地域がん診療連携拠点病院
心肺蘇生法とは?
 心肺蘇生法とは呼吸停止、心停止の患者さんの命を救うために行う治療法のことです。その救命のためには以下に示す4つの輪がうまく組み合わさって機能することが大切です。最初の3つの輪のことを一次救命処置といい、最後の輪を二次救命処置といいます。
 
救命の連鎖
救命のイラスト
 心肺蘇生の目標は心停止の方の社会復帰です。すなわち、傷病者の方の脳に傷害が生じず歩いて家に帰れることを目標としています。心停止中の脳の障害を防ぐためにもっとも大切なことは絶え間のない有効な一次救命処置を行うことです。
 
AED(自動体外除細動器)を知っていますか?
 日本では年間、85,000人程度の突然死が報告され、そのおよそ半数は心疾患に起因する突然死とされています。この原因のほとんどが「心室細動」という致死的な不整脈によるものです。
 心室細動とは心室が細かく振動している状態で、心臓から有効な血液を拍出するに必要なポンプの働きができない状態になります。心室細動になって血液が体内に回らないと臓器への酸素の供給が途絶え組織は短時間で死滅します。特に脳への血流の低下は不可逆的なダメージとなります。
グラフ
 心室細動に対しての治療法としては除細動を行うことがもっとも有効とされています。ここで、除細動が有効であるための時間との戦いがあります。除細動が成功する確率は1分遅れるごとに7-10%低下すると言われているからです。
 このため心室細動に陥った人を救命するために、できるだけ早期の電気ショックによる除細動が必要であることになります。しかし、心臓の突然死は一般の社会生活時に起こり、医師や救急救命士がいない場所で起こることがほとんどです。そこで登場するのが一般市民でも使用可能なAED(自動体外式除細動器)で、救急救命の主役となります。4つの輪の3つめにあたるわけです。近年厚生労働省よりAEDの一般市民による利用が認可され、一般の人でも使用可とする条件整備などをまとめた報告書を都道府県に通知されました。

AED設置場所(財団法人日本救急医療財団)
http://www.qqzaidan.or.jp/AED/place.htm
心肺蘇生講習会
AEDイメージフォト
 京都桂病院では地域に根ざした医療を提供することを理念としており
その一環として救命救急士、看護師、医師などを対象とした二次救命処置の講習会、院内の医療従事者を対象とした一次救命処置の講習会を行っています。
 それに加え2005年10月29日より一般の方を対象にAEDを用いた心肺蘇生の講習会を始めることにしました。

【今後の予定】
現在日程は決まっていませんが、年に3、4回行う予定です。 決まり次第、ホームページでお知らせいたします。
お問い合わせ先 京都桂病院 庶務課
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