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患者さん用クリニカルパス
スペーサー
地域がん診療連携拠点病院
 
 
   

 今年の冬は記録的な暖冬でしたが、3月は打って変わって冷え込み、体調の管理に苦労されたことと思います。
 昨年度の行動方針は「連携:病院完結型医療から地域完結型医療へ」でした。地域連携を推進し、昨年度末には「地域がん診療連携拠点病院」にも指定されました。
 今年度平成19年度の行動方針は「満足度の向上」としました。地域・職員・患者さんそれぞれの満足度をアップすることを目標にします。患者さんや、地域の方々に満足していただける病院になることが最終目標であることは明らかですが、患者さんの満足度の高い病院は、職員満足度の高い病院であるという統計がでています。つまり、患者さんに安全、安心・納得の医療を提供し満足していただくためには、職員がやりがいを感じて仕事をしていることが重要だということです。まず患者さんの満足度を高める基礎である、職員満足度の向上をめざします。
 患者さんの満足度向上のためには、当然質の高い医療と質が高く優しい看護が大切です。質の高い医療を提供するためには、最新の医療設備も必要です。昨年は最新のMRIも導入しました。また納得して医療を受けていただくためには、患者さんの目線に立ったわかり易い説明も大切と考えています。今年はさらにわかり易い説明を目指します。京都桂病院の看護師たちは、優しいことで有名です。しかし質の高い看護を提供していることを眼で見える形でお示ししなければなりません。その指標の一つが7対1の看護師配置と呼ばれるものです。つまり、看護の質を、勤務している看護師の数で保証しようという考えです。入院されている患者さん7人に対して1人の看護師が勤務しています。昨年の7月からその数の看護体制で安全を確保しています。
 最後に地域の満足度をアップするために、災害に強い病院を目指します。当院はA棟・B棟を新築した時に電力の約半分をコージェネシステムで供給するようにしました。これは、阪神大震災の時にも損傷の少なかった中圧ガス管で供給されるガスにより、熱と電気を発生させるシステムです。これに地下水の利用をプラスして、大震災等の災害時にも熱・電力・水を確保し、地域の方々に安定的に医療を提供できる環境を整えます。近隣の災害(大列車事故等)時にも派遣できるよう、災害医療チームも結成します。また「地域がん診療連携拠点病院」に指定されたことも、地域の方々に適切ながん治療を提供してきたことが評価されたもので、地域の方々の満足度のアップに繋がるのではと期待しています。
 職員満足度が向上し、患者さんの満足度が上り、そして地域の満足度が向上するような一年にしていきたいと思います。

 

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