心臓血管センター・内科

心臓血管センター概要

医師名 役職
中村 茂 所長
小林 智子 内科部長
森田 雅文 外科部長

他スタッフ:内科 5人 外科 3人

循環器疾患は急変することも多く、見誤ると死に至るため的確な判断、治療の決断、急変手技の実行が必要となる。循環器臨床研修で最も重要なことは、卒後5年間にこれらのトレーニングを十分行うことであり、この時期を逸すると将来救急の現場で活躍することは難しい。
当センターは循環器病棟56床とCCU10床を運用しており、循環器日常診療から救急医療までを網羅している。また、来院時心肺停止例は全例当センターが対応し、補助循環を用いた低体温療法を導入し、完全社会復帰率18%と高水準となっている。
救急疾患の対応と先進治療(動脈硬化性疾患に対するカテーテル治療、不整脈に対するアブレーション治療、心不全に対するデバイス治療など多岐に渡った専門的治療)を修練することのできる施設であり、循環器専門医を志す研修医の先生方が成長できる研修病院と考えている。

実績

(2005年1月から2014年12月)

心臓カテーテル検査 13,091件
冠動脈インターベンション 5,646件
末梢血管インターベンション 2,829件
冠動脈CT
(2008年5月から開始)
4,680件
電気生理検査 740件
カテーテルアブレーション治療 724件
永久ペースメーカー 520件
植込み型除細動器 136件
両室ペーシング(CRT-P) 38件
両室ペーシング機能付
植込み型除細動器(CRT-D)
82件

当センターは全身の動脈硬化性疾患(冠動脈、頚動脈、四肢動脈、腎動脈、腹部動脈)に対するカテーテル治療と不整脈のカテーテル治療を中心に行っている。複雑病変に対する治療も積極的に行っており学会や研究会でのライブ中継や独自のミニライブを行っている。

到達目標

一般目標

循環器領域における各種疾患の救急疾患に対する迅速かつ専門的な診断・治療・全身管理を行えるようになること。カテーテルインターベンション・カテーテル アブレーション治療に深く精通し、専攻医3年目には専門分野を決定し、専門医として研鑽する。

行動目標

1年目

専門医の指導のもと、診断と治療方針を立案、実行する。救急疾患に関しては、集中治療室で専門医とともに心肺蘇生・救急処置・治療について習得する。

2年目

専門医の指導の下、専門的な診断検査法・治療法を習得する。

3年目

専門的検査・治療手技に精通・実践する。循環器医としての進路を決定する。

研修目標

1年目
  • 循環器病棟・CCUで患者を受け持ち、専門医とともに診断・治療に携わる。
  • 循環器当直業務を行い、循環器救急患者や心肺停止症例の救急治療・処置を習得する。
  • 経胸壁心臓超音波検査の実施・解読。
  • 右心カテーテル検査の実施と病態の理解、それに基づく治療方針の決定。
  • 重症患者の呼吸器・補助循環(IABP・PCPS・ECUMなど)管理。
  • 左心カテーテル検査の介助。
2年目
  • 1年目の継続。
  • 冠動脈CT検査の実施・解読。
  • 補助循環(IABP・PCPS・ECUMなど)の挿入介助・実施。
  • 心嚢穿刺実施。
  • 左心カテーテル検査の実施。
  • インターベンションの介助。
  • 他施設(桜橋渡辺病院)での経胸壁・経食道心臓超音波研修(3ヶ月間)。
  • 電気生理検査・ペースメーカー植え込み・カテーテルアブレーション研修(3ヶ月~6ヶ月)。
3年目
  • 1・2年目の継続。
  • カテーテルインターベンションもしくはカテーテルアブレーションのうち、専門として行いたい分野を中心に専門的な手技を習得する。
  • 研修期間中・期間後の資格習得目標。
  • 内科認定医は研修期間中に取得。
  • 循環器専門医は研修指定施設であり、当センターでの3年間+αによる取得可能。
  • インターベンション認定医は研修指定施設であり、研修中の参加症例数により研修後に取得可能。

学会認定施設

  • 日本循環器専門医研修認定施設
  • 日本心血管インターベンション治療学会研修認定施設
  • 日本不整脈学会・日本心電図学会認定不整脈専門医研修認定施設