消化器センター・外科

平成30年度専攻医募集

特徴

当科は京都桂病院消化器センターの外科部門として、年間1000例以上の手術を施行している。全身麻酔症例は年間600例を超え、胃および大腸悪性疾患で年 間200例以上を数える京都府下でも有数の病院である。鏡視下手術にも力を入れ、大腸がん症例の約85%、胃がん症例の約95%は鏡視下手術にて行い、他 疾患にも適応を積極的に拡大している。手術症例のみならず、悪性疾患の術後や再発進行症例に対する外来化学療法は、全外来化学療法の半数以上を外科で行っ ている。また、乳腺疾患やNSTといった分野でのチーム医療にも力を入れている。

実績

2014年の年間手術件数

食道がん
食道がん 13
良性 0
(腹腔鏡下) (13)
 胃がん
胃がん 80
(腹腔鏡下) (76)
良性 10
(腹腔鏡下) (10)
結腸がん
結腸がん 81
(腹腔鏡下) (62)
良性 5
(腹腔鏡下) (3)
直腸がん
直腸がん 52
(腹腔鏡下) (51)
良性 0
(腹腔鏡下) (0)
肝切
肝切 39
(腹腔鏡下) (11)
胆嚢がん
胆嚢がん 5
胆管がん
胆管がん

5

膵がん
膵がん 14
(膵頭部) 7
(膵体尾) 6
乳がん
乳がん 68
胆石症
 胆石症  132
 開腹  4
(腹腔鏡下)  (128)
虫垂炎
虫垂炎 71
(腹腔鏡下) (45)
ヘルニア
ヘルニア 139
(腹腔鏡下) (48)
85
小腸切除
小腸切除 12
全身麻酔
全身麻酔

645

その他
その他 312

合計手術件数:932

【関連学会施設認定】

  • 日本外科学会、日本消化器外科学会認定施設、
  • 日本乳癌学会認定施設、
  • 日本静脈経腸栄養学会教育認定施設、NST稼動施設、
  • 日本内視鏡外科学会技術認定医常駐施設
  • 日本肝胆膵外科学会高度技能指導医常駐施設

※研修終了後:当院スタッフへの採用、研究のための大学院進学が可能

到達目標

一般目標

適切な外科の臨床判断能力、問題解決能力を習得するとともに手術を安全確実に実施できる能力を習得する事を第一にする。また、外科領域のみならず、医の倫理に配慮し日常診療一般を行う医師としての態度・習慣を身につけること、医学の進歩に合わせた生涯学習を行う方略・方法の基本を習得すること、も重視する。

具体的目標

a.基本的診療法
  1. 入院・外来患者の病歴・現症
    外科診療に必要な基本的知識を習熟した上での病歴・現症の把握
  2. 理学的所見
    理学的所見の正確な把握と診断の組み立て
b.基本的検査法
  1. 画像診断:X線写真、消化管造影、CT、MRI、PET等(乳腺マンモグラフィー読影医資格取得)
  2. 血液検査:各種検査成績の分析と診断
  3. 細菌学的検査:感受性検査の判断と適切な抗生剤の使用
  4. 動脈血液ガス分析
  5. 超音波検査:腹部、乳腺超音波の施行と診断
  6. 内視鏡検査:検査、診断手技(内視鏡センターでの研修)
  7. 針生検等の細胞学的検査法
c.外科診療に必要な基本的知識の習熟、応用
  1. 栄養と代謝を理解し、栄養投与経路を適切に選択し、管理ができる
  2. 局所及び全身的な外科的感染症の管理、治療が行える
  3. 適切な創傷管理が行える
d.各種疾患に対する治療法
  1. 各種癌患者に対する治療方針の決定:手術適応、化学療法の適応と使用、放射線治療の適応、集学的治療の実践
  2. 救急疾患患者の治療:急性腹症を始めとする救急疾患の診断、周術期管理、治療
  3. 良性疾患患者の治療:ヘルニア、肛門疾患、腸閉塞等の診断、周術期管理、治療
  4. 悪性疾患終末期治療:疼痛、愁訴対策。終末期ケアチームとの連携。
e.外科診療に必要な処置手技の習熟
  1. 膿瘍切開、膿瘍ドレナージ術
  2. 各種CV line の挿入
  3. 気管切開術
  4. 心肺蘇生術

カリキュラム

病棟入院患者の受け持ち医及び外来担当医として各年次の到達目標に応じた疾患を経験する。又、外科にローテートして来る研修医に対し指導医と共に指導にあたる。
但し、各人の到達度により、担当する疾患は変化しうる。

1年目

外科医としての基本的な医学的常識、経験を身につける。
創縫合、切開排膿術、輸液栄養管理、CVライン挿入、抗菌剤の適切な使用法、外科的感染症の治療等を学ぶ一方、ヘルニア、肛門疾患、急性虫垂炎、胆石症、乳がん等の手術症例を経験する。

2年目

呼吸管理を含めた重症患者の全身管理を経験する。
胆石症、乳がん、胃がん、大腸がんの各手術症例を執刀。

3年目

胃切除術、大腸切除などの消化管再建を経験し、穿孔性腹膜炎や腸閉塞などの緊急手術を計画、執刀する。
胃がん、大腸がんの執刀経験、胃がん・肝胆膵の悪性疾患の術後管理。

 
早朝

抄読会(和文)

症例カンファ

症例カンファ 症例カンファ 病棟カンファ

ケモカンファ

症例カンファ

午前

外来

手術

外来

手術

外来

手術

外来

手術

外来

手術

午後

 手術

乳腺エコー

ビデオカンファ

 手術

手術

乳腺エコー

乳腺カンファ

術後カンファ

総回診

乳腺エコー

外科カンファ

消化器合同カンファ

手術