放射線科

特徴

部門ごとの特徴

診断部門

診断部門ではMDCTやMRなどの撮影装置を駆使して、依頼医のリクエストに的確に答え、かつ得られた画像から最大限の情報を引き出すことを信条にしている。撮影装置の性能を十分引き出すべく、診療放射線技師と連携しながら検査の組み立てを行っている。

IVR(interventional radiology)部門

IVR(interventional radiology)部門はスタッフ数の都合で、各科と協力しながら行っている。

治療部門

治療部門では、最新鋭の医用加速器・治療計画装置を用いて、肺がん、消化器がん、前立腺がんなどの悪性腫瘍への通常の外照射、IMRT(強度変調治療)やSRT(定位治療)のほか、骨髄移植前の全身照射、89Srなどの内用療法も行なっている。身体的な対応はもちろんだが、それ以外の面でもがん患者の気持ちに沿える医療を目指している。

放射線科専門医師試験受験資格

当院の専攻医プログラムで日本医学放射線学会の専門医試験(旧一次試験)の受験資格が取得可能である。放射線診断専門医、放射線治療専門医試験(旧二次試験)の受験には当院あるいは別な専門医研修機関での修練を要する。当院での修練期間中は専門医が指導にあたります。

経験可能な症例の特徴

当院の特徴として呼吸器疾患と救急疾患の多さが挙げられるが、これらの領域以外にも多くの疾患を経験することが可能である。

指導責任者:山岡利成(臨床研修指導医・診断)、坂本隆吏(臨床研修指導医・治療)

実績

  • CT 75件/日 64列MDCT×2
  • MR 40件/日 1.5T装置×2
  • RI 5件/日
  • Ba study 5-10件/日
  • 放射線治療新規登録患者 400名/年(肺がん:40%、乳がん:16%、前立腺がん:9%など)

到達目標

  1. 放射線物理学、生物学について基礎知識を習得する。
  2. 放射線被爆、防護の知識を身につける。
  3. CT、MRの基本的読影法を習得する。
  4. 核医学検査の基礎を修得する。
  5. 造影剤の種類、適応、副作用を理解し、適切に使用できる。
  6. 各疾患における放射線治療の役割を理解し、定型的な治療計画が行なえる。

 カリキュラム

1年目

  1. 断層解剖が身につき、正常と異常の判断ができるよう、指導医と一緒に読影する。
  2. 画像再構成を理解し、最適な処理法を選択する。
  3. 各科とのカンファレンス、院外の症例検討会に参加する。

2年目

  1. CT、MR、RIを単独で読影できるようになる(指導医のチェックがある)。
  2. 消化管透視、血管造影、超音波検査などの画像検査を修練する。
  3. 院内のカンファレンス、院外の症例検討会に参加する。
  4. 放射線治療医を目指す場合、指導医のもとで初診患者の定型的な治療計画作成に参加する。
  5. 学会発表など学術活動を行う。

3年目

  1. 自分の興味ある領域をいくつか持ち、指導医を超えるよう努力する。
  2. 放射線治療医を希望する場合は、指導医の元で初診患者の治療計画を中心に学習する。一部当院で行えない研修は他の施設’京都大学など)での研修も追加することがある。
  3. 各科とのカンファレンス、院外の症例検討会に参加する。
  4. 放射線科専門医試験(旧一次試験)に合格する。

終了後

  1. 画像診断専門医を選択した場合
    • 勤務医:画像診断の専門医あるいは日本における真のGP(General Practitioner)を目指して一層の研鑽を積んでください。
    • 大学院・留学:研究志向の強い方には大学院への進学をお勧めします。
    • ゆくゆくは開業も可能です!⇒ 遠隔医療の発達により、自宅・留学先でCT・MRの所見をつけることも可能です。
  2. 放射線治療医を選択した場合は、当院の他、より設備の充実した施設(京都大学など)にて研修を継続し、専門医二次試験の合格を目指します。

院内カンファレンス

  • 呼吸器センター内科カンファレンス(火)(治療)
  • 呼吸器センター術前カンファレンス(月・木)
  • 消化器センター内科・外科合同カンファレンス(木)
  • 時間外CT勉強会(月1回)
    ER症例、“ヒアリ”“ハット”症例のreviewを行っています。

院外カンファレンス

  • 関西レントゲンカンファレンス(月)
  • 関西NR勉強会(水)
  • 関西Cancer Therapistの会(水)
  • 関西SKR勉強会(木)
  • 関西GUR研究会(金)
    ほか救急や呼吸器、核医学など多数の研究会があります。