泌尿器科

概要

主任部長:大久保 和俊

医師数:スタッフ 4人、専攻医 1人

資格等:日本泌尿器科学会専門医 3人うち同指導医 2

泌尿生殖器疾患全般について、低侵襲性、QOLを重視し、患者のニーズを考慮した、高度な医療を推進し、リサーチマインドも持った泌尿器科医を育成するこ とを目標としている。現在、泌尿器科医5名(うち学会認定指導医3名)+非常勤医師で診療に当たっており、年間入院患者数約600人、外来患者数約 15,000人、年間手術患者数約650人強と泌尿器科では全国的にも有数の規模であり、診療レベルもトップクラスである。日本泌尿器科学会の専門医教育 認定施設であり、地域がん診療連携拠点病院にも国指定をうけている。

到達目標

一般目標

日本泌尿器科学会専門医を目指し、泌尿器科の専門的知識および診断的、治療的手技を習得する。

行動目標

構成概要 個別的到達目標 年数と到達度
1 2 3
診断 外来患者 外来患者の診療を行い、治療方針を決定できる。 3 4 4
入院患者 入院患者の診療を行い、治療方針を決定できる。 3 4 5
各種検査 各種検査の選択と実施、評価ができる。 3 4 5
治療 術前術後管理

必要かつ適切な指示、評価、処置ができる。

術後合併症を診断でき、適切な処置ができる。

化学療法、放射線療法等について十分な知識をもち適切に実施できる。(別記)

3 4 5
合併症対処 3 4 5
非観血的治療 3 4 5
手術 3 4

5

評価 カルテ記載 カルテの正確な記載と退院時サマリーが書ける。 3 4 5
専門的説明 カルテの正確な記載と退院時サマリーが書ける。 3 4 5
達成度
Grade 到達レベル
5 完全に独立してできる。指導できる。
4 ほとんど独立してできる。必要に応じて指導を受ける。
3 指導を受けながら自分でできる。

手術(3年目の終わりでの到達目標、主なもの)

  1. 独立した執刀医として実施できる。
    経尿道的膀胱・前立腺手術(TUR-BT、TUR-Pなど)、陰嚢内手術(精巣固定術を含む)、包茎手術、精管結紮術、経皮的腎痩造設術、経皮的・経尿道的尿路結石除去術、陰茎切断術、動静脈内シャント形成術、CAPD チューブ留置術
  2. 指導医のもとで手術を自ら実施できる。
    根治的腎摘除術、腎尿管全摘除術、根治的前立腺全摘除術、根治的膀胱全摘除術、回腸導管造設術、腸管利用代用 膀胱造設術、腹腔鏡下手術(副腎・腎・腎尿管摘除術)、女子尿失禁手術、腎部分切除術、腎盂形成術、膀胱尿管逆流症手術、顕微鏡下精索静脈瘤手術
  3. 手術の第一助手をつとめることができる。
    後腹膜リンパ節郭清術、腎移植術、腎血管再建術、上皮小体摘出術、精巣上体(精管)精管吻合術、尿道形成術(尿道下裂手術)

また上記以外に血液透析、腹膜透析をともなう泌尿器科疾患についても独立して治療にあたれることを目標としている。

専門医等の取得

  1. 専門医
    卒後初期研修の必修化に伴い専門医制度も改定された。シニアレジデント開始時に専門研修開始宣言を行ない、専門医研修3年を修了した4~5月に専門医試験受験申請を行う。 試験合格、専門医認定審査を経て専門研修4年(卒後研修を含め通算6年)を修了した4月1日付で専門医に認定される。その後は5年毎に認定更新を受ける(教育研修の単位取得が必要)。
  2. 指導医
    少なくとも1回認定更新を終えた専門医で、所定の業績(論文、学会発表)を有することが必要。したがって最短11年で指導医になれる。その後は専門医と同期して5年毎の認定更新を受ける(業績が必要)。

研修後の進路

本人の希望に応じて相談。
上記「泌尿器科専門医教育プログラム」においては専門医取得までの4年間を研修期間とする。
当科における研修は「京都大学および関連施設における泌尿器科プログラム」に準じた内容となっている。