栄養部門

第1回丹後地区 腎臓病市民公開講座

第1回丹後地区 腎臓病市民公開講座に参加させていただきました!
4年前に企画されていたものですが、コロナ流行により延期。
ようやく開催することができました!🌟

市立福知山市民病院 腎臓内科 医長の金森先生、宮津武田病院 臨床工学科 科長の八木先生、そして京都桂病院 腎臓内科 部長の宮田先生にご講演いただきました♪
また、京都桂病院リハビリテーション科 理学療法士の白岩先生からは自宅でできるトレーニングを紹介していただきました。

そして、医師、看護師、管理栄養士などの多職種でのパネルディスカッションでは、当科の川手科長も登壇し、参加者の皆さまからいただいた質問について、それぞれの立場から討論されておられました!

握力や筋肉量、血圧の測定、動脈硬化の評価の体験ブースや、栄養士、薬剤師による相談ブースもありました。





参加人数は総勢110名を超え、大盛り上がりでした!😊

今回、私は栄養相談ブースで宮津地域の管理栄養士さん達と皆様のお食事や栄養についての相談担当管理栄養士として参加し、印象に残ったことが2つあります。

一つは、食事はその地域、その家族、その人によってさまざまだということです。
当たり前ですが、住んでいる場所が違えば手に入る食材も違ってきます。宮津地域に住んでいる方の話や現地の管理栄養士さんの話を聞き、魚や干物、練り物の摂取が多いのだと気付きました。その地域、その人に合わせた栄養指導を心がける必要があると改めて感じました。

二つ目は、講演中に何度も宮田先生がお話しされていた言葉で「隣の人と自分の腎機能は全く違う」という言葉です。一括りに腎臓病、腎機能低下などの言葉がありますが、原因や程度は様々ですし、それによって食事療法の内容も異なってきます。ネットや本、人から聞く情報ももちろん為になりますが、自分にあった食事療法が重要です。何をどれだけ食べていいのか、また安心して食べるためにも気軽に栄養士に相談してくださいね🎵

「食べてはいけない」ではなく「食べてもいい工夫」で、少しでもお役に立てるよう頑張ろうと思いました❤

管理栄養士SR
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