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桂ニュース12月号
 
血液内科で扱う疾患
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 血液中の細胞成分は、赤血球、白血球、血小板ですが、すべて骨髄で作られています。血液の細胞は全身を循環し、体の維持に重要な働きをしています。
 赤血球が不足すると、全身への酸素の供給ができません。白血球の働きが低下すると感染症にかかりやすくなります。血小板が減少すると出血しやすくなります。血液の病気は、鉄欠乏貧血から急性白血病まで種々の疾患が含まれますが、血液検査で発見できる場合が多いのが特徴で、健康診断でたまたま見つかることも珍しくありません。診断を確かめるために、骨髄の検査(生検など)をすることがあります。
 貧血の症状は、倦怠感、息切れなどです。血液疾患での貧血は、ゆっくり進むので症状が出にくいことがあります。鉄やビタミンB12が足りなくて起こる場合は、不足している栄養素を補うことで改善します。しかし、再生不良性貧血、骨髄異形成症候群、急性白血病など骨髄に原因がある病気では、各々について、特殊な治療が必要になります。
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 白血球の異常は、骨髄の異常で起こることが多く、白血球の働きが低下すると、病原微生物への抵抗力が衰え、感染を起こしやすくなります。発熱が、最初の症状になることがよくあります。
 血小板が低下すると、皮膚の青あざ(紫斑)、歯肉出血、鼻出血が現れます。血小板だけが低下する血液疾患には特発性血小板減少性紫斑病があります。
 再生不良性貧血、骨髄異形成症候群、白血病など骨髄に原因がある病気では、赤血球、白血球、血小板がともに低下する場合が多く、上記の症状が重なって出現してきます。
 ほかにリンパ節(リンパ球)の腫瘍である悪性リンパ腫や、止血に必要な凝固因子の異常も、血液内科で診断、治療します。
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